道路種別の意味について

道路種別の意味について

昨今はマンションよりも戸建て住宅に人気が集まっており、注文スタイルで手に入れようと思われている方も少なくありません。マイホームを購入する際、まずは不動産会社の折り込み広告を確認するのが一般的です。
今現在どんな家が販売をされているのか、各土地の相場などをすぐにチェックをすることができます。その広告のなかでは必ず、道路種別という項目があることをご存じでしょうか。ここでは簡単に、不動産会社が設けている道路種別の意味について述べていきます。
これは大きく分けて2種類で構成をされているもので、公道・私道となります。まず前者の場合は自治体が所有をしている道路という意味で、どなたが通っても問題はありません。
後者のケースだと個人の持ち物となり、その道がある前の土地の持ち主のテリトリーということです。そして必ず固定資産税も発生するのですが、私道の場合であっても歩行者の通行を妨害するようなフェンスを設置することはできません。

住宅用不動産の売買契約によく見られる買替え特約とは

個人が手持ちの不動産を売ったり買ったりする時は、いわゆる住み替えを伴うケースが大半です。そのため、できるだけスムーズに生活場所の移転ができるよう、諸手続きを計画的に進めていく必要があります。買替え特約は、そんな場合に利用されるシステムの1つです。
この特約は、現在所有する家が売れる前に新居の購入契約を結ぶ際に、買主と売主の合意によって付与する特約です。具体的には、いったん購入契約は結ぶものの、所定の期日までに旧居が売れなかった時はその契約を白紙解除できるというものです。この特約があれば、買主は売主に対して違約金などを支払う必要はありませんし、支払い済みの手付金も返却してもらえます。
不動産は極めて高額な商品であるため、住み替えをする時はまず手持ちの物件を売り、その代金を新居の購入資金に充てるのが一般的です。しかし売れるまで新居の購入を待っていると、気に入った物件が他人に買われてしまうかもしれません。この特約は、こういった課題を解決するために利用されます。